コロナ規制時の入国:羽田検疫

【4/7到着/タイー羽田】

羽田到着5時


事前のエゴサーチ:他の人のケースだが着陸しても機内でしばらく待たされたそう


シートベルトサインが消えた、直ぐ立ち上がる乗客たち、直ぐにアナウンスがあり再度全員着席。


でも思ったより早く10分ほどで外に出られる


係員について行く




ゲートの1つに到着ここで待つように言われる


寒い、不安


スワンナプーム離陸後に直ぐに配られた三枚の書類


書類があるか確認するように言われる



次はいよいよ検査

(タイは3/18から全国的自粛開始してるのだ。そんなタイがなぜ検査対象国になったのか不満だ)


係員に誘導され、検査の場所へ


前方に迷彩服の男性が目に入った(自衛隊医療班が空港検疫の検査サポートに入った。と前もって情報は入手済み、だが実際に空港で迷彩服を見ると物々しいのだ


更に進むと防護服の人が見えた (ここで無知と未知からの恐怖が湧き!気持ちがぐいっと無防備に)


防護服は我々を左手に行くように誘導


(思えばスタッフ全員が丁寧だった。これはありがたかった、パニック障害が出ずにすんだのだ)


左手に進むと細い通路の右側に縦にパーティションでそれぞれ区切られた電話ボックスほどのスペースが4、5つほど作られてる、急に作ったのが見て取れるがうまく作ってあると思った。


そこで待ち、それぞれ空いたブースに入って行く


中央が空いた


否応なくそこへ入ってゆくしかない


私の担当者は、防護服とマスクの向こうから、ちょっと小太りの丸顔の大柄な男性、という印象。


彼が個別包装の袋を破って出してきた綿棒は思ったより長い、私の鼻の穴の長さを完璧にすり抜ける長さだ


「マスクを少し下へずらしてくれたら良いですから」


私はどちらにするかを一瞬迷ったが、左の鼻の穴を犠牲にする事に決めた。


マスクを少し下げ左の鼻の穴を向ける


恐怖!!!


だが、これをスルーしないと今までの犠牲が無になるのだ..


違和感で身体が自然に脱げてしまう、


3度目で「終わりました」と


意外にも痛い、自然に左目から涙が出てきたほど。


長い綿棒で奥の粘膜をぐりっ!


これは、西側からの帰国者にはハードなのでは?数日の移動を経て、更に時差ぼけに空調での冷え、体力低下。これにこの検査が引き金となり体調不良になる可能性は?その場合誰が責任持つのか?


また、「粘膜の上を拭う」というこのスタイルだと、ついさっき浮遊してる物がついても反応するはずなのではないか?


痛みで自然に出る涙をぬぐいつつ、係員に誘導され 更に移動


又別のゲートに到着、


ジムデスクに3人の職員が座っている


甲高い声が聞こえギョッとする、見ると中央の座っている女性のようだ、小柄でショートカット、早口で甲高く大きな声で感情なく話す、


私の中の恐れや嫌悪のスイッチが反応してしまう。


運悪く彼女に当たってしまう


私が記入した書類を確認している、どこに滞在か?どうやってそこまで行くか?など


嫌悪感だったが、しかし実際に彼女を目の前にすると、(ああ この子は力量以上を発揮しようと一生懸命なのだ)と感じ


「朝早くからありがとうございます」と口から出ていた。


いやまさに彼らも何も知らないのだし、朝早くから新しく不安なことをやってるのだ、我々の飛行機の前にも到着があったはずだ。


書類確認、2週間待機のホテルまでは徒歩、ホテル未定だと告げた。黄色い付箋が付き、ホテル未定と書かれていた。



迎えかレンタカーの予約がある人は検査結果を待たずともいいという。40人中 半数ほどが直ぐに出て行った。


ここで ちょっとした事があった。書類確認時に 大きな声を出していた男性 「公共機関使えないって じゃあ北海道や沖縄に家がある人はどうするのか?名古屋までどうやっていけば良いのか」みんなの疑問を言ってくれた感


又、待っている間も


ベンチでも別の男性が大きな声で「なぜ貴方達職員が距離取らないのか?こうやって検査している意味ないでしょう?離れてくださいよ」大声にドキッとしたがやはりこれも私達の心にある疑問を表してくれた様に思える。


馬鹿正直で小心な私は陽性だった場合も懸念し、検査結果を待つ事にした


(事前のエゴサーチでは政府用意の宿で検査結果待っているというケースもあった。それならその方がよいのだ私はお金は無い)


検査の結果より2週間待機のホテルの費用が恐怖で気が気じゃない

出してくれる巡回バスのルートには安い宿がある場所(南千住)まではもちろん行かない。

レンタカー屋に電話するも乗り捨て料金だけで約6万円それプラスレンタル料とガソリン代だという。


お昼過ぎ、水やお弁当の配給があった


意外に美味しかった。


引き続き 同じ場所で待つ


午後4時を過ぎた頃、検査の結果が出たと言い10名ほど名前が呼ばれていた。


更に少し経つと又名前が呼ばれ、とうとう自分の名前も呼ばれた


恐怖!!!!


前方カウンターへ行くと、べつにあしらえたデスクと椅子を指さし、検査の結果はそこで教えるという


(えーこんなオープンな場所でー?陽性の場合 だれかに聞かれたくないんですがー?


(徐々に自分がばい菌の気分だ)


検査の結果は陰性。


結果を教えてくれる人がマスク越しに気のせいか薄ら笑いだったのが気になる。(なにかしってる風?)


待機先のホテルが決まったらこちらにきて教えてくださいという事に


(羽田空港周辺ホテル急に値上げしてそう..)


急遽宿探し


ポイントは巡回バスからなんとか歩いていける場所で安い宿..金が無いので制限があるのだ。


移動や滞在の金の心配がないならこの恐怖や焦りはずいぶん減るのでは?


(とりあえず数泊でもいい、その後落ち着いてから長期割引の宿、民泊など探せば良いいのだ、Airbnbでチェックインまで非対面も可能だ)


待機10h過ぎたのこの頃は、自分の体力の限界、いっぱいいっぱいだった。ホテルが決まったら告げに行くというのを忘れてしばしベンチでぼうっとしていた。


歩いていける(これがなんと上がり坂だった)



陰性者はこのカードを手に誘導されつつ入国へ



係員に誘導され入国へ (5G宣伝



デジタル時計が17:43



やっと入国、ここで巡回バスを待つよう指示される



バスの停車は横浜からの順番で私の降りる大森駅前は後の方だった


車内で話しをした名古屋の男性は品川駅下車だったので最後


ホテルが大森駅の向こう側なのだ、大森駅を抜けねばならない(ここから電車に乗ってしまえる可能性に気づくし、駅は人が多く、マスクもしていない人も多い、検温無しに駅ビルに入れる事にも驚いた。(タイでは検温+消毒必須だった)



30分歩いて宿に到着






ここまで経過すると気分は何か犯罪者か何かのよう (すみません)という気分でマスクを確認してそうっとコンビニへ

久しぶりにお湯に浸かって

やっとゆっくりできました。



(時系列 現場でのメモ)

5:00着陸

5:25 許可

5:38 検査のエリアに到着 場所はゲート143

(乗客は私を含め40人ほど)

検査官は用紙確認員

検体摂取は5人ほど

摂取後別の場所で待機

6:00頃 自宅の人から 検体摂取へ 足がない人は後回し

6:30 検体摂取

摂取後

用紙を持ってG140へ移動

長テーブルが通路の先にあり3人の書類チェック。

記載事項確認 今後の待機所予定などきかれる(自分:徒歩 ホテル予約未定)

自宅やレンタカーや迎えのある人は退出して行った。(3分の2ほどでていった、同便の10数名残るうち小さい子のいる一家族も)


足が無い人は140ゲートで結果迄待つ

巡回バスがありバスが止まる場所を言われる。

12:49 お弁当と水配給 

15:24 引き続きベンチで横になるか座るか待機

(暖かいお茶が飲みたい お風呂に入りたい)

16:15 検査結果教えられますと10名の名前が呼ばれていた 140ゲートの前方迄起こし下さいということだった。私の周りからは誰も立たなかった。

16:30 名前呼ばれて陰性 伝えられる。

その後ホテル予約する

17:00ホテル伝え巡回バス乗りたい事を告げる。「大森駅で降りる」と伝えると女性スタッフからピンクの紙渡される(空港内移動時の提示必要)

17:31 バス待っている人の名前呼ばれる(10人)

17:45 入国 

19:27 バスが大森駅到着、ホテルまで徒歩

20:08ホテルチェックイン